ビットコインATMの普及
日本にもビットコインATMが登場
2013年に入ると、ビットコインは取引所以外でも入手・取引できるようになりました。
世界初となるビットコインATM「Robocoin(ロボコイン)」がカナダのバンクーバーに設置、1週間で10万カナダドル(約950万円)もの取引に利用されました。
その後もビットコインATMは世界中で増えており、2014年4月25日に株式会社来夢が三重県鈴鹿市に日本初となるビットコインATMロボコインの「Lamassu(ラマス)」を設置しています。
プレスリリース:日本初上陸!ビットコインATM「ロボコイン」 4月25日(金)・三重県鈴鹿市にてイベント開催 ― 現時点において日本唯一のビットコイン市場 ―

ロボコインの概要
ロボコインは、米国のベンチャー企業RoboCoin(ネバダ州ラスベガス市、CEO Jordan Kelley)が米国国内で製造する、世界初のビットコインATMです。
運転免許証スキャナー、手のひら静脈認証、顔写真撮影といった業界最高峰のマネーロンダーリング防止及び消費者保護機能を備えていいます。
使い方は簡単で、現金でビットコインを購入場合は、本人確認後プリントアウトされたQRコードをウォレットアプリで読み取ると認証が完了、ロボコインにお金を入れるとその分のビットコインが自分のウォレットに反映されます。
逆に、現金化したい時は、本人確認の後出力されたQRコードを読み取るとビットコインの送信先が表示されるため、送金手続きを行うと指定した銀行口座に現金が振り込まれる仕組みとなっています。
東京では、2014年5月28日に六本木の飲食店The Pink Cowに初めて設置されました。
これに対し、消費者庁は「リスクに十分理解を」と注意を呼びかけており、今後の普及はビットコイン相場やセキュリティ面によって左右されることになりそうです。
Robocoin
NHK-東京初ビットコインATM 公開イベント
2018.08.07